アゼルバイジャン旅行記 その5

さぁ終わってからは打ち上げ!っと行きたいところですが、なんとトルコの方と合同での打ち上げだということになり、そのトルコの方々が夜に公演するので、それ終わりでということに。
てなわけで空き時間を使ってお土産散策しました。
 
あるお土産屋さんでの出来事。これええなぁっと気になったもんがあり、お店のおっちゃん「なんぼ?」っと日本語で聞くと、向こうも慣れた様子で携帯に数字を打って見せてきました。そこには「40」と。
アゼルバイジャンのお金の単位はマナト。相場によりけりですが、だいたい40マナトは5000円てな感じです。
5000円は高いなぁっと思ったので「ロー、モアー」っと今度はカタカナ英語で聞くと、同じものの色違いを指し、携帯には「25」。
まぁこれぐらいならええかっと「オッケー、プリース」っ伝えると、おっちゃん動かなくなりました。
これは別に電池が切れたわけやなく、単に「先に金払え」っちゅうことですよね。
てなわけで財布をぱかっと開けてみると、拍子の悪い、20マナト札が2枚…あちゃーっと思いましたがもう仕方ないのでその2枚を渡しますと、おっちゃんが走ってどっかいってしまいました。
その瞬間、あたまによぎったのが「あ!?やられた?ドロボー!ってかドロボーってアゼルバイジャン語でなんやー?」。
とにかく後を追いかけると、近くのお店に入っていきます。あれ?逃げたんじゃない…?
実はそこで両替をしてもらってたみたい。お札のお釣りってきっちり用意してるとこってなかなかないそうで、こういうことはよくあるんだとか。
中には「お釣りないから無理」っと断られることもあるそうです。ひとつ賢くなりました☆とにかく良かったよかった。
 
そんなこんなでお土産散策終了。打ち上げ開始ちょい前に、またみんなで着替えて会場に向かうチームジャパンwith浴衣のアイセルさん。着くと机の上にはすでにたくさんの料理が。美味しそう☆☆
さぁトルコの皆さんを待ちましょう!
…まだ、待ちます。
…まだまだ、待ちます。
…30分経過
……40分経過
………50ぷ…
…………いちじ…遅っ!!
なんとトルコの方々は時間気にせず、たーっぷりされていたそうな。だから、さき始めといてと連絡が。なんじゃいなそりゃ(^◇^;)
でもまぁ、これが外国の普通ふつう。っと思いながら、皆でお疲れ様でしたーっと乾杯!
パクパク…グビグビ…
パク…グビグビグビ…
グビグビ…グビグビ…
グビグビグビグビ…グビグビグビグビ…
………
……
 
最高に頭がガンガンするなか迎えた翌朝。今日は帰国の日です。
楽しかったアゼルバイジャンとも今日でお別れ。
名残を惜しむかのようにひとつひとつを目に焼き付けて、お世話になったみなさんと硬い握手をして、
そして、また絶対に来ますと誓って、車に乗った瞬間に目をつぶって、水をちびちび飲みながら、帰路に着きました。
気がつけばもう空港でした。
 
最後は頭が痛かったけど、本当に楽しい5日間を送らせていただきました。
たくさんの人と出会えたこと、たくさんの文化に触れあえたこと、そしてなにより、アゼルバイジャンの皆さんに日本の文化をちょっとでも知ってもらえたこと。
かけがえのない思い出と機会をいただいた、このアゼルバイジャンのすべてに感謝の気持ちを込めて、最後にこう叫んで旅を終えました。
「アゼルバイジャン、チョクサーオ!(ありがとうございました)」
ひどい頭痛状態での最後の集合写真(笑)

ひどい頭痛状態での最後の集合写真(笑)


ざっと書いているのでまとまりのない文章ですが、綺麗にまとめたのは上方落語協会情報誌「んなあほな」第34号に。また言うか(笑)
でも、本当に今年一番の大きな出来事でした。また行きたいな(^^♪

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