アゼルバイジャン旅行記 その4

さて翌日は7月1日。2015年の下半期はアゼルバイジャンで迎えました。この日がいよいよ本番当日。でもこの日が一番忙しいのです。
 
まず朝から向かったのが地元シェキのテレビ局。言われた時間に行ったのに何故か玄関が開いていないなどというプチハプニングもありながらスタジオへ。
朝の生放送に住吉踊りで出演です☆揃いの浴衣を着て、楽器も並べて、スタジオ内をところ狭しと踊ってきました!
終わってからはインタビュー。日本から来た我々に興味津々なご様子であれやこれやとたくさん質問攻め。そして放送終了後は写真攻め。ついでにサイン攻め…はなかったですが(日本語わからんもんね)、こんなに厚遇していただけただけでめっちゃ嬉しい♫そして考えたら、個人的にはめっちゃ久しぶりのテレビ出演でした!
スタジオでパチリ

スタジオでパチリ

それからは一旦会場に行き舞台設営とリハーサル。石畳の上ではさすがに踊りにくいなぁっと相談したら、どこからか出てきたのが大量の綺麗な絨毯。
これもアゼルバイジャンの特産品なそうで、これが並ぶだけで雰囲気はバッチグー☆うん、古い!(笑)
リハーサルでは皆もまだ余裕があるのか終始和気藹々。寸劇みたいなこともしながら(笑)刻一刻と迫る時間。さぁホテルに帰って着替えて出発。いよいよ本番です!
 
アイセルさんも自前の浴衣を着ていただき、揃ったチームジャパンは宮殿の中で待機。
もうボチボチかしら?っと思いながら、ソワソワして待ってる皆の顔は緊張でピリピリ…。今か今かと待ちます…。
まだ待ちます……。
さらに待ち続けます………
さらにさらに………遅っ!予定の時間とっくに過ぎてまっせ?
結局来賓の方の集合が遅れたので30分ほど遅れて開始。いやいや、こんな風に時間に追われずにやるのがこの国の流儀なんだろうと思いながら、朗らかな空気でスタート。
 
まずは伊勢音頭の総踊り、そして奴さんと太鼓持ち、長崎騒ぎにお囃子紹介と順調に進んでいきます。
お客さんも初めて見るものばかりだったのか、面白そうに見てくださってます。南京玉すだれでは笑い声まで!何で笑ってもらえたかは企業秘密(笑)
さぁ、次は太神楽ですよっちゅうときに、空からサラサラっと心地よい風が。うーん気持ちいい☆…いや、僕らは気持ち良いけど、もしかして板里さんにとっては…!?
ふと見ると手元がプルプル、コマもプルプル。ひや!?危ない!??っと思いましたが、そこは心配ご無用とばかりに難なくこなしていかはります。さすがでございます!!その絶技に惜しみない拍手が。
これで勢い付いたのか、その後の松づくしやらかっぽれやらも大盛況!惜しみない拍手と大歓声をいただきながらお開きとなりました。
 
終わってからはセレモニー。記念品の盾やらトロフィーやらをいただき、またこちらからは友好の証として、実際にかっぽれで使った和傘を贈呈。
これでアゼルバイジャンと日本の友好の架け橋になれたのかなっなんて思うと、ジワーっとこみ上げてくる熱い想い。それを噛みしめながら会場を後にしました。
みなさんと!

みなさんと!

余談ですが、このとき僕の赤パッチに穴が開いてしまってちょっぴり恥ずかしがってます(笑)

 

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