秋の林家一門の落語会

立秋も過ぎた8月10日。暦の上では秋だそうですが、そんなものは微塵も感じられない毎日ですね。
つまり、暑すぎる💦

でも、秋も近づいてきているのは間違いないみたいなので、秋にある落語会を宣伝します。


今年で繁昌亭は15周年。盛大に15周年をお祝いしよう!っというわけで、
今回は昼席で1週間ずつ各一門ウィークをすることに。

そこで我々林家染丸一門は9月20日(月・祝)~26日(日)を担当することになりました。
それのチラシがコチラ↓

タイトルにもあるように今年は師匠・染丸の襲名30周年なんだそうで、それも記念してのプログラムでお送りします。
このプログラムの特徴は3つ!

○染丸襲名秘蔵映像の上映

今から30年前の襲名披露公演の模様を中心にダイジェストで振り返ります。
今やベテランクラスになった小染・染二両師の若いころや、超豪華メンバーがならんだ口上が見れますよー!

○お囃子実演コーナー

「落語家のみならずお囃子さんの弟子も排出した師匠ならでは」っということで、毎日舞台上に楽器を並べてお囃子紹介をします。
普段は見られない演奏の様子や、様々なお囃子の世界観をお伝えします!

○トリ・中トリが日替わり

本来終演前の「トリ」や休憩前の「中トリ」というポジションは、芸歴も実力もしっかりないと務めることができません。
でも、そこは芸歴は比較的若い一門ながらもしっかり染丸DNAを継ぐ門弟一同。
趣向として全員がそれぞれトリ・中トリを務めます。

わたくしはと言うと、26日(日)に「電話の散財」というネタで中トリを務めます!
芸歴13年ごときではこんなところ出られへんので今から緊張しております💦
電話の散財は林家のお家芸ネタ。明るく楽しくにぎやかに頑張ります!!

チケットのお求めは天満天神繁昌亭窓口(TEL06-6352-4874)かチケットぴあまでお願いいたします♪


そんな緊張する9月26日の夕方にはこんな会もあります↓

昼席の流れのまま、染丸襲名30周年のお祝い公演のグランドフィナーレを阿倍野区民センターで迎えます。

昼席と似ている部分もありますが、違うところもあるのでそちらをご紹介。

○「天下一浮かれの屑より」映像上映

四代目林家染丸といえばコレ!!っちゅうぐらい十八番中の十八番、「天下一浮かれの屑より」を映像で公開します。
収録は今から12年前の国立文楽劇場「還暦の会」のとき。
これは芸術選奨文部科学大臣賞を受賞されるきっかけとなった公演です。
つまり政府から「アンタええやん!」というてもらえたというネタです。

○お囃子実演「軽業講釈」

『昼席でもお囃子実演やってるやん!?』っとお思いでしょうけど、今度のはちょっとちゃいます。
舞台上に楽器類を並べるのは一緒ですが、あくまでもこれは落語。
紹介するとかではなく、ハメモノ(ネタ中の効果音楽)を皆様の目の前で実演しようというワケです。

『実際に我々がどういう風にハメモノを演奏しているのか?』『ハメモノが入らないときはどうしているのか?』
なども見られるチャンスですよ!!

○寄席演芸玉手箱・大喜利

落語家が落語以外の芸、つまり余芸をすることがありますが、
うちの一門は不思議なことに余芸にも長けている人が多いのが特徴でもあります。
これも師匠が若い時から三味線ひいたり踊りを踊ったりしていた、その影響なんでしょうね。

今回はどんな余芸が観られるのか。そしてどんな大喜利になるのか。こうご期待!!

○映像で振り返る珠玉の四代目染丸ストーリー

これはタイトルのまんま。四代目染丸の半生を映像で振り返ります。
師匠は御歳72歳。芸歴は55年で染丸になってから30年。
今までどんな人生を歩んできたのかをギュッと10分ほどにまとめた映像でご紹介しますよ!!

こちらのチケットは(株)SOMEJI(TEL06-7850-8848/hayashiya@somejirakugo.com)までお問い合わせください。


以上、林家一門のおすすめ落語会でした!
個人的にはもう一つあるのですが、それはまた後日。

皆様のご来場、お待ちいたしております♪

 

ちなみに、この2つのチラシと、実際に使う映像の編集は私がやっております✌
すごいでしょ!?誰か褒めてちょうだい(笑)

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